アスカ文明 プログラミング教室
トップ お知らせ アスオタウン更新(のみや通りに...
📅 2026-09-02 サイト

アスオタウン更新(のみや通りにDINING BARが開店しました・夜だけ営業です)

キャバレーの左隣にDINING BARができました。カラオケがあり、料理を出す店です。夜しか開いていません。店員は二人、客は入れ替わり、同じ一まわりがずっと続いています。あわせて、追いかけてくる警官の動きと、ビルのゲートに閉じ込められる不具合を直しました。

■ DINING BARができました

のみや通りの南、キャバレーの左隣です。入れるのは夜だけで、昼に扉を押すとピンポンダッシュになります。手前に黒い長ソファーと長テーブル、奥にカウンター、カウンターの内側が厨房という作りです。

店の中では、入店から見送りまでの十六の段がずっと回っています。三人組が入ってきて、席へ通され、デンモクを渡され、注文し、酒が出て、料理が運ばれ、歌い、飲み、テキーラで乾杯し、会計をして、帰ります。帰ると片づけが始まり、また次の三人が入ってきます。

客は五組が入れ替わります。部長ふうの年配と若い女性、若手二人と女性一人など、組み合わせが変わります。出す料理も一まわりごとに変わり、ナポリタン・からあげ・ステーキ・シーザーサラダ・ピザの五品です。

たいちが入っていっても、誰も気づきません。

■ 店員は二人です

店を任されている店長と、入ったばかりのアルバイトです。

店長はとにかく速く動きます。ふつうの人の六倍で、段の中でも厨房・カウンター・卓を往復し、一か所に立っている時間がありません。走っているあいだは前のめりに傾き、後ろに線が残ります。カウンターは板をすり抜けず、右端の出入口をきちんと回ります。

調理は三段に分かれています。包丁で切り、フライパンで炒め、皿に盛ります。厨房では火が上がります。

アルバイトは何もしません。手伝おうと横へ一歩出て、止まって、また引っ込みます。これをずっと繰り返します。汗が頬をつたって落ちます。店長からは「おしぼり三つ」「皿、あたためて」「灰皿替えて」と指示が飛びますが、返事はしません。

店長はときどき、指示ではないことも言います。

👔 店長「大丈夫、大丈夫。落ち着いて」
👔 店長「見ててくれればいい。おれがやる」
👔 店長「水飲んどいて。倒れられるほうが困る」
👔 店長「こっち見なくていい。手ぇ動かせば慣れる」

一まわりおきに、アルバイトにも仕事が回ってきます。「カウンターのお客さんにサービスでテキーラ一つ。持ってって」——カウンターの内側を歩いて、置いて、頭を下げて、戻ってきます。この人に回ってくる唯一の仕事です。

もらったカウンターの客は、そのあとそのまわりが終わるまでずっとベロベロです。顔が赤くなり、体が揺れ、頭の上を星が回り、ときどき「ヒック」と出ます。

■ 帰り際に会計をします

見送りの前に、店長が伝票を読み上げます。料理はそのまわりで実際に出したものなので、合計も毎回変わります。

🧾 店長「えー、セット お三方 9,000円」
🧾 店長「ハウスボトル 一本 6,000円」
🧾 店長「ナポリタン 1,800円」
🧾 店長「テキーラ 四つ 3,200円」
🧾 店長「カラオケ 1,000円」
🧾 店長「テキーラ、一つ ごちそうさまでした」
🧾 店長「──お会計 21,000円です」

テキーラは店長のぶんも数えています。乾杯には店長も混ざり、四人でグラスを合わせて一息で飲み干し、逆さにして見せます。

■ カラオケの画面を作りました

右の壁のモニターに、実際の歌詞が出ます。いま歌っている行が左から水色に染まっていき、下に次の行が薄く出ます。歌いだしの前だけ曲名と歌手名が出て消え、右上にキー、下に演奏の残りが表示されます。

背景の映像も曲に合わせて変わります。ディスコの曲では夜のビル街とミラーボールの光の筋が、歌謡曲では雨に濡れた横丁とにじむ看板が流れます。歌っていないあいだは「曲を お入れください」と出ています。

■ 音を八本足し、店の曲を作りました

包丁、フライパン、氷、注ぐ音、グラスを置く音、乾杯のチン、皿洗い、歌い終わりの拍手を入れました。包丁はいちばん速く刻んでいるものを選んでいます。店長の手の速さに合わせました。

店の有線として『アフター・アワーズ』を作りました。八〇年代のシティポップ・ファンクで、歌は入れていません。三分四十二秒、切れ目なく回ります。客が歌っているあいだだけカラオケの曲に変わります。

音は既定で消音です。画面右上の🔊で入ります。

■ 夜の店なので、中を明るくしました

暗すぎたので、天井にペンダントライトを三つとダウンライトを四つ吊りました。光が下へ広がり、その真下だけ床が明るくなります。棚の裏あかりと、カラオケ画面の青い照り返しも入れています。外から見ると夜はネオンが光ります。

■ 追いかけてくる警官の動きを直しました

電柱を蹴って追われているとき、警官の動きがスー・スー・スーと途切れて見えていました。原因は三つありました。縦か横のどちらか一方にしか動けていなかったこと、壁ぎわで滑る向きが毎コマ変わっていたこと、逃げているあいだずっと「詰まっている」と数えて突進が混ざっていたことです。

直したあとも残っていたので調べたところ、本当の原因はカメラでした。画面の位置を整数に丸めていたため、たいちが動いていなくてもカメラだけが毎コマ跳ねていました。二百十三コマのうち三十五回あった引っかかりが二回になり、カメラのほうは九十コマ中七十二回が二回になりました。

あわせて、歩きの警官・マッチョに追われるとき・ヤクザも同じ古い動き方をしていましたので、四か所とも同じ処理にまとめています。

■ ビルのゲートに閉じ込められました

アスオ中央ビルで退職したあと、エレベーターがゲートの内側に降ろすため、二十マスの中から出られなくなっていました。退職するとゲートが閉まる作りだったためです。出るときは開くようにしました。

■ そのほか

九月に入って秋になっていましたが、九月はまだ夏です。秋は十月からにしました。東アスオの盆踊りは八月だけにしています。

DINING BARとキャバレーと雑居ビルが隣り合いすぎてひと続きの建物に見えていましたので、ビルを一マス右へずらし、三軒のあいだを空けました。店に隠れていた電柱も上へ上げ、電線を通しています。

▼ 他の記事

▼ このページをシェア
𝕏 でシェア LINE